ピエール瀧容疑者がコカイン所持・使用で逮捕されてから薬物関連の話題が多くなりました。
その中でドラッグ自体を擁護する意見が多くなってきている気がします。
ドラッグは危険と言われつつも長年使っている人が健康そうに見えることから疑問が生じたのでしょう。
大麻解禁派は以前からアルコール・タバコよりも依存度、危険性が低いと主張していましたね。
ミヤネ屋、国が隠しておきたかった図表をしれっとお茶の間に見せてしまう pic.twitter.com/dFbQOqrlqG
— ボサノバ和尚 (@sativa_high) March 14, 2019
その他の合成麻薬も低い方なのだそう。
じゃあアルコール・タバコを規制して大麻・MDMAを解禁したらいいんじゃないですかね。
そうしたらみんな今より健康でハッピーになれるのではないでしょうか。
その主張が事実であればの話ですが。
僕は解禁論者が主張するほどいい影響はないと思います。
大麻を含む薬物を使用する人はうつや自殺の割合が高いと言いますし。
ただそれもその傾向のある人が薬物へ逃げるからという説もあります。
今までタブー視されていたから実際にはよくわかっていないんですよね。
だからちゃんと研究して向き合おうというのも解禁論者の主張の一つです。
ですが歴史的に見ると麻薬は悪い結果しか生んでいませんし今更調べる必要もあるのだろうかという感じもします。
ただ大麻は解禁する国が増えてきているので、これから色々と分かってくるのではないでしょうか。
大麻解禁派は石油問題、医薬品の進歩、樹脂製品、繊維産業にとっていい結果が出ると言っていたのでどうなってくるか興味深いです。
今のところそれらについての話題は出てきてませんがね。
コカイン擁護についての理由で「被害者がいない」という点においては完全に間違っていることは認識すべきです。
まずこのツイートで簡潔に理解できるでしょう。
コカイン容認に批判したらクラブ界の人からフォロー外されてた 笑。
— dia feliz (@diafeliz_latin) March 23, 2019
私はコカイン生産国コロンビアと麻薬抗争のメキシコに住んでたんだよ。先進国の金持ち消費者の為に南米の先住民や貧困の農民や中南米のルートの国がどの位死んでるかは、「コカイン位いいじゃん」と言う人達にはわからんだろうね
現在第三世界に多い麻薬生産国の現状はあまりに酷いものです。
日本からは遠くてそれがわからないだけで、被害者は何千人、何万人といるのです。
国内に入ってきてからも流通ルートは裏社会を通じてきています。
その裏社会に資金が渡ればそれを元に新たな反社会的行為が行われることになります。
例えば誰かが麻薬を買った金が銃弾になり、その流れ弾が自分や家族に当たるかもしれないという危険性もなくはないのです。
法律は社会を守るためにあるのでまず「違法である」ということが批判されるべき理由として十分であると理解すべきでしょう。
僕は日本が麻薬に対して清廉であるというイメージをなんとなく持ち続けていたのですが過去には輸出国として近隣諸国へ多大な迷惑をかけていたようです。。。
だからこそ今の厳しさがあるのかもしれませんね。