nofuture

今を生きる

日本の成長速度を上げる

よくニュースで先進国の中で日本だけ成長率が低いという記事を目にします。

ポリコレ、環境の意識面でも日本だけ遅れているというふうに指摘されることが多いと思います。

ではどうやったら改善されるのかという方法の一つとして「元号の使用をやめる」を提言します。

契約書、各種申込書で日付の記入欄があると基本的に年号を書くことになると思います。

そうすると今が何年なのかよく分からない時が多々あります。

この記事を書いている時は令和5年ですが令和が始まる前に発行された免許証などの有効期間は平成のままです。

平成35年まで有効って言われてもいつか分からないよ。って今年だった!あぶね〜。

始めから西暦で書けば全てがスムーズになるので色々な手続きが効率的になるのではないでしょうか。

 

しかし、それよりも効果が大きいと思うのは「意識が変わる」という面です。

古い物事の考え方をよく「昭和的だ」と表現し、新しい意識を目の当たりにすると「これが令和か」と思うことがよくあるのではないでしょうか。

ネットではよく見かけます。

そのように日本人は年号で意識が大きく変わるのではないかと思います。

それでは海外、主に西暦を使う西洋社会ではどうなのかというとそれは「10年単位」だと思います。

これはツイッターやインスタ等に書き込まれる海外の人のコメントを読むと分かるはずです。

我々日本人が昭和、平成で語るようなことを80s,90sとかで表現しています。

日本では時代によって元号が何十年も続きますが、西洋社会では10年で区切りをつけ、意識もそれに従って進歩しているように思えます。

その証拠に10年ごとを区切る"Decade"という言葉すら存在します。

日本人が大きく意識を変えるのに30年か、またはいつになるか分からないところを海外の人は10年で必ず区切りをつける。

そうやってどんどん進歩していったから今あらゆる面で大きく差をつけられているのではないでしょうか。

というわけで西洋的な進歩速度を得たいならば元号の使用をやめることは一つのきっかけとして有効なのではないかと考えます。

もちろんそれを認識した上で「いや日本は独自の伝統を守っていくんだ」という意気込みがあれば話は別なのですが、その発想に至る人は少なくただ慣習としての年号に書類を書くときにだけ煩わされながら生きていくことになるのでしょう。

 

ところで世界では独自の年号を使う国も結構あってそれを知ると世界の複雑さも一瞬垣間見ることができると思います。