nofuture

今を生きる

カリフォルニアロールに対する誤解

海外の料理に関する記事に書かれるブックマークコメントで、カリフォルニアロールが引き合いに出されることがある。

大体は日本人の感覚からしたらあれくらいの違和感なんだろうとか、寿司をわかっていないアメリカ人が作った変な料理みたいな内容が多いと思う。

嘲笑、揶揄、拒絶といったネガティブな印象がほとんどじゃないかな。

でもはっきり言って全部間違っているんですけどね。

まずカリフォルニアロールアメリカのカリフォルニアで作られたんじゃなくカナダで生まれた寿司だし。

そしてアメリカ人でもカナダ人でもなく日本人が作り出した新しい寿司なんだよね。

という風に前提が全部間違っているからカリフォルニアロールに関して思い浮かぶイメージ、気づきだと思ってるその全てが間違っているんですわ。

その勘違い見てて恥ずかしくなるよ。

勘違いを元に外国人の感覚を揶揄する人とか逆にバカっぽいもんね。

あれは日本人が寿司を異国の地の素材でなんとか現地の人に食べてもらおうとした創意工夫の結晶なんだよ。

ということで知らなかった人は認識改めてください。

 

「カリフォルニア・ロールの生みの親=東條さんの店が19周年迎える」