内閣支持率が低下し続けて過去最低の31%にまでなってしまいました。(5月22日時点)
それでも31%あります。
あんなにひどい政治しかしていないのにまだ31%もあるの!?と思う方も多いでしょう。
しかし僕はこの数字には理解できる部分があります。
だって菅首相はちゃんとしているから。という訳ではありません。
支持する側の心理的な働きとしてです。
まず愛国心を政権支持に重ねてしまっているというパターンです。
それから他に支持する政党が無いという消極的支持のパターン。
あとは苦境に陥ってしまうと大きな変化を嫌うというパターン。
この辺りがだいたいの理由なのでは無いでしょうか。
しかしこのままではいけない。政権交代するしかない!
ではどこの党にしたらいいでしょう?
野党第一といえば立憲民主党!!
・・・でも立憲民主党はちょっとアレだしな・・。
じゃあ共産党?社会の仕組みが変わり過ぎそう・・・。
社民?れいわ?さすがに荷が重いよな・・。
今コロナ対策もしている最中だしこのまましばらく自民でいった方がいいか・・・。
はい。これが多くの人の考え方だと思います。って人のせいにするのは良くないですね。
これは僕の考え方でした。
上に挙げたパターンにはまっていました。(愛国心と政権支持を重ねることはありませんでしたし自民支持者でもないですが)
支持政党がない分どこの党の姿勢にもどこかしら足りない点があると思ってしまいます。
しかし考えていくうちに「どこの党に政権交代するか」ではなく「政権交代すること」自体が日本を良くするのだと思うようになりました。
その考え方に至ったのはアメリカ大統領が変わったことがきっかけでした。
トランプさんからバイデンさんになって政策が大きく変わりました。
その新たな大統領令が目立ったのはトランプさんがやったことの軌道修正だったからです。
政権交代することで前政権の良くなかったことを正すことができるのです。
身近なことに当てはめてみても企業の労働者や公務員に異動は付き物です。
そうやって業務改善を促すだけでなく不正を防止するという働きもあるのです。
長く同じ場所にいると利権関係者と癒着して不正してしまう人がいるからです。
では現政権はどうでしょうか?
長期にわたって実権を握ってしまったせいでお友達企業へ税金を横流しするような行いが多くなっています。
それを打開するには政権交代によって腐敗した土壌を入れ替えるしかありません。
過去にあった民主党への政権交代は「悪夢の民主党時代」と揶揄され続けていますが、悪いことばかりではありませんでした。
高校の無償化はかなり助かった人が多いはずです。
そうやっていいところは残して悪いところは次の政権が修正する。
それを繰り返していくことで日本はどんどん良くなっていくことでしょう。
というわけでどこが政権を担うかではなく、定期的に政権交代すること自体が政治の健全さを保つのではないでしょうか。
そしてそれには日本人が変革への覚悟を持って一歩を踏み出さなければいけません。
この国がまた焼け野原になる前に自分たちの手で変えるしかないのです。