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今を生きる

日本が変わる時は

安倍政権の直接の関与による様々な問題が露わになり批判が噴出しています。

それにも関わらず安倍首相の在職日数は憲政史上最長記録を更新し続けています。

それはなぜか。

そもそも大した問題でもないし安倍首相はよくやっているから。

なんてことはあるはずもなく現政権の行為は非常に悪質です。

ではなぜ安倍政権は終わらないのか。

野党がだらしないからなのでしょうか。

しかしそれもまた違います。

それ以前に日本人全体の「変革に対する意識」に原因があると思います。

そのことは映画「シン・ゴジラ」のセリフに少し現れている部分があります。

ラストに近いシーンで主人公が「スクラップ&ビルドでこの国はのし上がってきた。今度も立ち直れる」と言います。

震災や戦争後の焼け野原から何度も立ち上がってきた日本ということを表しているセリフです。

しかしそれは裏を返すと「日本人はそこまで追い詰められないと行動できない」ということです。

日本人にとって基本的に変革は起こすものではなく、起きた変革を受け入れるものなのです。

ちなみに映画「シン・ゴジラ」はそういうダメな日本を美化するダメな映画でした。

そもそも平成ガメラのパクリだし。(アンチはそこまでにしておけ)

  

でももしかすると変革の時は近いかもしれません。

それはコロナウイルスがきっかけとなる可能性があります。

コロナ感染が拡大し死者が多数出たり、生活に苦しみを伴う大きな変化が訪れたなら日本人はその重い腰を上げて変革の道へ進み出すでしょう。

行動も制限され重苦しい雰囲気になり、マスク等の物資も手に入りにくくなっているので要素は揃いつつあります。

しかしコロナ騒動は暖かい季節になると収まると言われています。(それはそれでいいしそうなって欲しい)

タイミングが味方して深刻な事態にならなければこのまま安倍政権は続きます。

そしてとことんまで日本を壊していくでしょう。

国益損失のオールスターチームだしね。

その後安倍さんが任期満了で退任しても自民党政権であればそれは変革とは言えません。

国民がはっきりと意思を表明し行動することが変革です。

以前民主党政権が終わったのは東日本大震災福島原発事故による未曾有の被害が起きたことが引き金でした。

日本人が変革を起こすにはかなり苦しい事態になる必要があるのです。

税金が無駄になる事態が連続していますが実感がないことが変革を妨げています。

自分の生活に関わるレベルまでいって初めて問題を認識するのです。

さて、次の国民主体の変革まで日本はどれほどの犠牲を払うことになるのでしょうか。