マツコ・デラックスさんが食べ物を粗末にするインスタグラマーにブチ切れたという話。
「インスタ映え」する食べ物を並んでまで買って、写真を撮ったら捨ててしまう人がいるそうです。
それでマツコさんは「世間が制裁を加えるべき」とまで言ったそうです。
しかしみんなマツコさん好きですね。
そのうち手のひら返しありそうと思ってます。
マツコさんの発言はかなりの賛同を集めているそうです。
でもインスタグラマーの食べ物の扱いなんて別に大したことなくない?
だって日本は世界でも有数の食料廃棄国なんですよ。
制裁を加えるべきというなら、まずもっと多く無駄にしている人から標的にすべきではないでしょうか。
例えばコンビニ、スーパー、レストラン。
特にチェーン店や食品を扱う企業ではその量たるやインスタグラマーの比ではありません。
もったいないと批判するならまずはそこからでは?
うなぎやマグロなんかは絶滅しそうなのに大量に売り出されては余り、捨てられているんですよ?
インスタグラマー批判してる場合なの?
そして一番多く食品廃棄が出ているのは家庭からなんだそうです。
もちろん全国の積算なので家庭が多くなるのは当然です。
一つ一つの家庭だけを見ればそう多いとは思わないでしょう。
しかし自分も直接的にも間接的にも食料を無駄にしているのです。
その自分を棚に上げて他人を批判するのはなんとも愚かしい行為です。
でもインスタグラマーがやっているとなると俄然許しがたくなります。
なぜならその人たちは実際には「インスタグラマーを叩きたいだけ」なんです。
自分と違う価値観を受け入れられず、楽しそうにしているのが気にくわないから攻撃を正当化できる材料として「食べ物を無駄にしている」というもっともらしいことを言っているだけなのです。
何か問題に感じることがあったならば「他人の振り見て我が振り直せ」で自分がやっていないかどうかを考えてみてはどうでしょうか。
自分を客観視できない人が振るう正義の拳ほど危険なものはありません。