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今を生きる

「もし自分が生理になったら」を想像したら絶望した

以前僕は風邪をひきました。

熱はないのですが咳が激しく出るタイプでした。

しかも夜中になるとよく出るのでなかなか眠れず辛かったです。

交感神経の関係でそうなるようです。

何度も咳き込む時にかかる圧力で頭が痛くもなりました。

眠れないし頭も痛い、精神的にも肉体的にもものすごく苦しい。

そしてその時ふと「そういえば女性の生理ってこんな感じなのかな」という考えが頭をよぎりました。

もしこのくらいの苦しみに置き換えられるのだとしたら。

人によってはもっと重いこともあるでしょう。

しかもそれは毎月決まってやってきます。

この苦しみが毎月やってきて逃げられない状況を自分の身に起こったと想像してみた時、僕は絶望的な気持ちになりました。

女性は成長に伴って体に初めて変化が訪れて、逃れられないと知った時に絶望したのだろうか。

そしてそれ以来小さな諦めを抱えて生きているのではないだろうか。

そう考えてからは女性に儚く哀しい影の面を感じるようになりました。

しかしそんな僕の考えとは裏腹に明るく笑い未来に絶望しない彼女たちは強い。

女性の強さや優しさはそういったところから来ているのかもしれません。

女性が強いからこそ男は配慮がないままでい続けられるのではないだろうか。

男は、いえ、僕は今まで女性に対しあまりに思いやりに欠けていたのではなかったか、と自責の念を感じずにはいられませんでした。