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今を生きる

「パパとお風呂入るのイヤ」と言われない方法

allabout.co.jp

 

「父親といつまでお風呂に入るか?」(特に娘)と言う記事です。

先日聴いていたラジオの相談コーナーでも同じような質問がありました。

するとラジオのパーソナリティー達は各自の経験などから何歳までがいいのかという話を進めていきました。

 

だがちょっと待って欲しい。

 

なぜこの話題ではいつも「一緒に入る」一択しかないんでしょうか?

親子で入浴する事は良い事だという風潮があります。

 

ですが僕は

 

「そもそも親と一緒にお風呂に入る必要はない」

 

 と思います。

 

「良い事」だとされているのは「コミュニケーションが図れるから」というのが主な理由だと思います。

でもコミュニケーションは別の機会にいくらでもできるはずです。

普段子供と向き合おうとしないからお風呂の様な閉鎖的空間でしか話せなくなるのではないでしょうか。

僕はそんな事よりまず食事の時にテレビを消せって思ってしまいますね。

そうして食事の時間に一日の出来事を話合ったりすれば入浴時のコミュニケーションの代わりとしては十分ではないですか。

 

もちろんそれだけでは全体としては足りません。

日本の家庭はコミュニケーションが不足しています。(海外との比較ではありません)

それは日本人が対話ができないと言われていることが関係しているように思えます。 

 

お風呂での接点だけで意思疎通を図った気になるのは良くありません。

朝夕の食事、休日等機会はいくらでも見つかるはずです。(作るではない)

その時にもっとちゃんと向き合って話し合うべきです。

お風呂は一人になる時間として必要です。

 

子供が小さい頃には一緒にお風呂に入っていたのにしばらくすると入らなくなるというのは異性の親に対する嫌悪感が芽生えるからだと思います。

成長の課程としては自然かもしれません。

ただ一緒に入らなければ必要以上に嫌悪感を抱かれないような気がします。

普段会話しないのに閉鎖的で逃げ場のない状況、しかも裸というプレッシャーの大きい環境が嫌になるのは当然なのです。

そして子供の感じ方、成長の仕方はそれぞれなので、他人に「いつまで入ったらいいのか?」と質問する事は無意味です。

だから「いつまで入るか?」ではなく「入らない」を選ぶ方が賢明だと言えます。

短期間お風呂に一緒に入る事で嫌われて離れて行くよりも好かれたままずっと近くにいてくれる方がよくないですか?

個人として自然な距離感が良好な関係を保つポイントです。

 

と、いろいろ書きましたが僕には子供いないんでわかりませんけどね(笑)