最近ダイエットを本格化しています。
ちなみにダイエットとは食事制限のことで、運動はエクササイズです。
この二つを混同している人も結構います。
僕のダイエットメニューは
朝食:ゆで卵、野菜ジュース、ヨーグルト。
昼食:玄米おにぎり、サラダ。
夕食:特に決まりなし+デザート。
という内容です。
以前は朝食も特に制限していなかったのであまり効果がありませんでした。
朝、パンにハムを挟んで食べている時に「これって栄養的には意味なくない?」と思い炭水化物をカットしようと現在の朝食にしました。
すると徐々に痩せてきているように思えます。
まあ夕食とデザートを何とかするのが一番いいってことはわかっているんですけどね〜。
ただ時間のあるのは夜だけですし、その一食くらいゆっくり好きなものを食べたいと思うのでそこはまだ制限していません。
ダイエットって続かなければ意味がないと思うんですよね。
特別に期間限定でやるものではなく生活習慣にした方がいいです。
しかしこれでいいのかどうかはわからないですし、特に同じものばかり食べるのも良くないのでもっとバリエーションを増やしたいところです。
ところで「冬は実は痩せやすい季節」とか言う人がいますが、あれっておかしくないですか?
冬は食材にも脂が乗ってこってりしますし、運動もしなくなるし全然痩せないですよね。
その辺まで考慮して言ってくれよ!って感じです。
まあほとんど自分のさじ加減でもあるので筋トレも頑張ります。
それにしても美味しいものは太りやすいものです。
と言うよりも「太りやすいものを美味しいと感じるようになっている」が正しいですね。
我々の祖先は何万年も飢えてきたので高エネルギー食に魅力を感じるのは当然なのです。
短期的に生存に関わる栄養素を本能が美味しいと思わせている訳です。
飢えた遺伝子の指令を受け続けているんだから僕が痩せないのもしょうがないよね!
言い訳です。はい。
その何万年、もしかするともっと昔からの食生活の積み重ねに比べると現在の食事というのは常識を構成するには未だにデータ不足と言えるかもしれません。
最近「ケトン食」なる言葉を耳にしたり、有害なものとして炭水化物、砂糖、白米、麦、牛乳、植物油を挙げる人達がいます。
植物油より動物性油脂の方がいいんだとかね。
伝統的な日本食でもあるひじきや鰹節は発がん性リスクがあるとして欧米には持ち込めないのだそう。
(ここでは貼りませんがアマゾンで探してみるとそれらが主題の書籍全部出ます)
そういったものは大体トンデモ説として一笑に付されるのがほとんどだと思います。
しかし食の常識などというものはやっぱり人類が飽食になって間もないので実態がわかっていないことも多いはずです。
現日本人で考えても大多数が十分なカロリー、量を取れるようになったのはここ50年くらいのものではないでしょうか?
食材の栄養素も変化しているようですし、それに日本は放射能と言う新しい要素も加わることになってしまいました。
原発がある土地の食べ物は安全だ、危険だという両方の意見がありますがそれがわかるのも今後時間が経過してからだと思います。
実はそんなに影響がないかもしれませんし、世代を重ねると影響が出てしまった、もしくはそれも人によって違う、などどうなるか誰にも今はわからないのでしょう。
でもそれでは今どうしたらいいのかわかりませんよね。
僕が以前、初期仏教のお坊さんの講演で聞いたのは「科学者は自分の知識・立場の範囲内で話しているからいいも悪いもすべてを鵜呑みにしてはいけない。その言っていることよりも少し手前の数値のものを選びなさい」というものでした。
そしてそれよりも肝心なのは「量」だとも言っていました。
何を食べてもいいけど量を摂りすぎないように気をつけなさいとのことでした。
確かに腹八分目とも言いますし、カロリー過多が寿命を縮めるという研究もあります。
「あれがいい、これはダメ」ではなく「バランスよく」そして何より「食べ過ぎない」という心(欲)を発端としたことが体には影響してくるのです。
これからのキーワードは何を食べるかよりも「量」かもしれません。
そこには十分気を付けていくべきでしょう。
人間の知能と本能・欲望が合わさると環境や、果ては自分すら破壊しかねません。
そしてそれを制御するために理性を得たのは人間だけです。