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今を生きる

論破するよりされた方がいい/ツイッターが日本でよく使われる理由

前回の記事にかなり多くのアクセスがありました。

 

world24pong.hatenablog.com

  

いつもよりケタが二つも違います。

普段のアクセスグラフがほとんど無みたいな感じになっててうけるー。

それも今日はまた一気に下がって落ち着きました。

インターネットっつーのは嵐ですわ。

はてなブログを始めてもう2年くらいでしょうか。

僕はここで日頃思っている事を書いて、それについて何かしら意見がもらえることを期待していました。

できれば論破されたいとすら思っていました。

全く逆の意見というのは自分を否定されるという感じがして初めはショックですけど、その考えを取り入れることで成長すると思うからです。

新しい考えが壁を壊して景色が広がるって快感ですよね。

ニーチェが「私を殺さない物は私を強くする」って言ってましたし。

でも僕のブログはあまりたくさんの人に相手にされませんでした。

そもそも読まれる程のレベルに達していないからです。

うん自分でも納得。

それでもいつも来てくれる人はありがたいものです。

 

ところではてなにはブックマークコメントという機能があります。

前の記事にブコメたくさんつけていただいたんですけど、経験上精神衛生に良くないので読んでいません。

議論したいって言ってたくせにって感じですが、まずブコメって議論するつもりがないですよね。

自分の意見を絶対的な物として投げつけるだけの人が多いので議論や対話としてはあまり意味がありません。

炎上とかすると攻撃的なものばかりですし。

それと似たような物はツイッターだと思うのですが、日本はツイッターのユーザー数と実際に使っている人が世界で一番多いそうです。

こいつはまた「日本は〜」みたいな記事かよと思ったあなた!

正解です。

しかも主観的な印象論になりますのであらかじめご了承ください。

日本でツイッターがよく利用されている理由に日本語の情報量の多さが指摘されています。

140文字の制限の中で色んなことを表現できるからということです。

それも理由の一つしてあると思いますが、僕は別の理由として「日本人は本音と建て前の乖離が大きい」ということが挙げられると思います。

日本人は大人しい、無口と言われていますが心の中で考えている事は違うのです。

封建的で同調圧力の強い社会では自由な発言が許されないので建前というものを作り世間に合わせて過ごすしかありません。

それは内側にストレスを溜めるということであり辛いことです。

それが匿名で発散できる場所を与えられたので自分の持つ負の部分までさらけ出すことができ、時として攻撃的になるのでしょう。

ツイッターブコメも文字数も短いから表現きつくなるし。

ですが前回指摘したように対話することができればそのような事は減るかもしれません。

論破って悪いものではないですよ。

異論を認める理解力が自分に備わっていたという証拠でもあります。

対話が少ないせいで内面が成長しにくいから日本人は幼稚だと言われるのかもしれません。

もっと自由に表現し、話し合うようになることがこの国には必要だと思います。

金子みすゞが「みんなちがってみんないい」と詩の中に記してから100年以上。

未だにその言葉を肯定する社会は実現していません。