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今を生きる

四季と意識

12月なのにやっと紅葉が話題になってますね。

やっぱり温暖化の影響なのか季節がだんだんとずれているようです。

しかし一斉に色づいた樹木は本当にきれいですね♪

(まだ観にいけてませんが^^;)

 

日本は四季がはっきりしていると言われていてそれぞれの季節で自然環境に大きな変化を感じる事ができます。

そこでふと気づいたのですが日本人の気質、国民性ってやつはこの日本の四季が作り上げた物なのではないでしょうか。

そのいろいろある国民性の中で「真面目・お祭り好き・しょうがない」とよく言われることについて考えました。

 

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真面目なのは、計画性があるという事。

厳しい冬の時期があるため食糧を保存し蓄えないといけない。

そのため計画性が身に付いた。

それに付随して生きる為の知恵、知識も身に付いた。

北半球で冬の厳しい国に先進国、技術大国が多いのはそのせいもあるはず。

 

お祭り好きなのは、熱しやすく冷めやすいという事。

四季によって環境が大きく変わりまたその変化が短い為に、盛り上がっている一瞬に力を入れる。(例:桜、紅葉、作物の収穫期等)

 

しょうがないってよく言うのは、諦観主義。

自然災害がよく起こり、家屋も木材の為被害をよく受けてきた。

やっぱり災害には勝てないから諦めるしかない。

 

その他にもよく言われる国民性があると思いますが、どれも環境に合わせて身に付いたものです。

そしてそれはどこの国の人にも当てはまる事でしょう。

四季(または他の季節の移り変わり)だってどの国にもあります。

変化の仕方がそれぞれ違うだけなのです。

どこの国もその地理、自然環境によって国民性が形成されている。

つまり民族の魂なんて物は無くて単に「その場所にいたからそうなった」ってだけ。

ベースとしては人間皆同じなんです。

見た目だって環境に合わせて変わってきた物だし。

だから不必要に「日本人はダメだ」「日本人は素晴らしい」(他の国についても)なんて民族自体に短所、長所があるなんて思わなくていいんです。

人間という生き物がその土地の環境に適応した結果なのです。

 

そう思うとどこの国の人とも仲良くなれると思う!

少なくとも民族主義によって争うなんてことは馬鹿げていると気づくはず。