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今を生きる

花見を考える

愛知の友人が誘ってくれたので日曜日に荒子川公園で花見に行ってきました。

 

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って全然咲いてなーい!(笑)

3月の気温が低かったですからね〜。

今週末辺りが見頃になるのでしょう。

それでも花見客はたくさんいました。

そこは公園のバーベキュー場なので肉を焼いている人やDJセットを持ち込んで本格的に音楽を鳴らしている人までいて、おかげさまで風情なんてものはありませんでした。

単に桜の木がある場所でバーベキューをするって感じでしたね。

しかし「じゃあ風情ってなんだよ」と考えてみると困ってしまいました。

音楽はない方がいいのか。

古典音楽なら合う気がします。

邦楽だけでなくクラシックも合いそう。

でもあのドンドン鳴っていた音楽も遠くから聞こえると違った印象を持てるかもしれません。

食べ物、お酒は何がいいのか。

そこで何をしたら風流なのか。

歌会?それは難しいな・・うーむ・・・。

風情とは日本的な感覚なので言語化は難しいのでしょうか。

いえ、これはきっと個人的な感覚です。

自分の心地良さくらい定義できるようにいろんな場面を観て感じていきたいな。

まあ酔えばなんでも楽しくなっちゃうけど。 

 

ところでもう一つ印象的だったのは外国人グループがたくさん宴会していたことです。

フィリピン、タイ、中国人と思われる団体が日本人と同じように地面に敷物を広げて飲み食いしていました。

国籍問わず同じ事を楽しんでていいな〜と思える光景でした。

僕はここに日本が世界に影響を与えるようになるためのヒントがあると考えています。

それは「日本人はまず自分の人生を楽しむべし」ということです。

日本は今結構暗い雰囲気なのではないかと感じることがあります。

でも昔に比べれば今の方が断然マシですし、こんなに平和で生活環境が整っている国はそう多くはありません。

ここにいること自体すでに幸せになる要素に囲まれているのです。

それなのに僕たちは何かを間違っていて不幸せを感じています。

そんなところに外国に観光に来てとか、物を買ってなどと言っても説得力はありません。

今手元、足元にあるものを見つめ直してその良さに気づくべきなのではないでしょうか。

そうしてまず自分たちが明るく楽しく生きていたら「なんかあそこ楽しそう」と他人からも注目されるようになります。

僕らの先祖だって「楽しくしていれば天照大神すら気になってやって来ちゃう」って言ってたんですから。

というわけで日本が海外に対して影響力を持つ国になるためにはまず国内を幸せにする。

そのためには自分が自分の人生を目一杯楽しむべきだと思います。