注目の「シン・ゴジラ」ついに予告編が公開されました!!
・・・っていきなり姿現すんかい!!
ハリウッド版の予告では姿は現していませんでしたが。
というかほとんどの映画予告では肝心の部分は見せない演出が多いですよね。
そうやって期待を高めていくのが映画予告の定石です。
ただ日本の歴代ゴジラ映画の予告で姿を見せていなかったことはなかったように思いますので、これまで通りの手法ではあるのかもしれません。
もしくは出オチ感を無くしてストーリーへ集中させる目的なのでしょうか?
だとしたら脚本への自信の表れかもしれないので期待が高まります。
ってゴジラの姿!なんじゃこりゃああ!?
なにこの姿・・・。
キ、キモい。
初代ゴジラのシルエットをしていますが、この病的な感じすらする表皮は予想を超える斬新さ。
メルトダウンを起こしかけのバーニングゴジラでもなさそうですし。
被爆者の姿を彷彿とさせることでの核に対する批判的メッセージ?
すごく邪悪な顔をしています。
強い怒りの塊って感じです。
慣れたらちょっとカッコよく見えてくるような?
体表は溶岩をイメージしたという方が妥当かもしれません。
てか乱杭歯といい体の熱そうな感じといい巨神兵なんじゃないの?
人間に対する自然の怒りの化身ってことでしょうか。
それはちょっと安直すぎるか。
そのほかの場面はPOVと呼ばれる手法の映像表現で臨場感があっていい感じですね。
出演者が並みの映画ではないほど多いらしいです。
力の入れようが尋常ではありませんね。
セリフが一切なく予告で伝わる部分というのはほとんどありませんでしたが、それだけの俳優が必要なほど表現したいことがあるということでしょうか。
震災との関連を感じたシーンが一瞬ありました。
ゴジラが破壊したと思われる街は震災後の被災地を意識していたはずです。
その壊滅的なダメージと対峙した日本がどうするのか、どう変わったのかという部分が描かれているのか興味が湧きます。
でも「傲慢な人間への自然からのメッセージ」みたいな普通の映画にはなって欲しくありません。
また「ゴジラは一体何がしたかったのか?」みたいな感想ブログを目にすることにならなければいいのですが。
おーっと!予告編だけでここまで余計に詮索しちゃあいけませんな。
あとは静かに本番を待つことにします。