太地町のイルカ漁に絡んでくる厄介な人たちについてのねむれないさめさんの記事です。
動物愛護界隈から注目の人ですよ。(←こらこら)
ねむれないさめさんの記事に直接コメントをしようと思ったのですが、長くなりそうだったので自分のとこで記事にします。
言及失礼します!
普段から肉を食べているのにイルカはなぜ駄目なんだという点ですが、砂漠の一神教では食べられる動物は厳格に決められています。
彼らにとって動物は神から与えられた物です。
食べていいものと食べていけないものが神様(の言葉を聞いたと言っている人間)によって決められています。
だから現在家畜となっている動物と比べることはできません。
日本人みたいに「同じ生き物じゃん」という発想はありませんので矛盾が存在しないんです。
ですが反証する方法はあります。
「白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由」という本に取り上げられているようにデンマーク自治領のフェロー諸島では伝統的にイルカ漁を行っているのに映画「ザ・コーブ」では批判されていません。
白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由 (講談社+α新書)
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タイトルだけだと人種差別かと思いそうですが、実際にはフェロー諸島の人々がイルカ漁批判に対する自分たちの正当性や取り組みを論理的、効果的に主張していることと、感情的、曖昧にしてしまう日本との違いを指摘しています。
簡単に言うと「きちんと説明すれば認められる」ということです。
つまり日本はそれができていないのでつけこまれているんですね。
論理的に自己主張のできない国民性だと思われているのです。
いいか悪いではなく世界は彼らの価値観の上に成り立ってる部分が大きいことを理解せねばなりません。
むしろ日本人の方が世界からあいつら話通じねーなって思われてますからね。
そういった観点から反論映画は効果があるのかもしれません。
観ていないので内容がわかりませんが。
ちなみに沖縄でもイルカ漁は行われています。
僕もイルカ肉食べたことあります。
そして僕はシーシェパードにぜひ沖縄に来て反対活動をしてほしいと思っています。
頭が良くてかわいいイルカを守っていただきたい!
ところでね。
沖縄の海にはイルカよりも数の少ないジュゴンもいるらしくて、現在その生息地だと言われている場所に米軍が基地を建設しようとしているんですよ。*1
これは反対した方がいいんじゃないですか?
ぜひ米軍の軍艦にも日本の捕鯨船と同じような妨害活動をしてほしいです。
そしたら応援しますよ?
もしジュゴンではお金集められそうになくて興味なければ、イルカ・クジラが米軍のソナーで方向感覚がやられて浜に打ち上げられてしまうそうなので、やっぱり米軍と戦うべきではないでしょうか。
もしシーシェパードがお金儲けのためでも無く、自然を愛しているから活動しているのならば沖縄に来て米軍に反対行動しかけてください。
ちなみに僕は「部分的に」捕鯨反対です。
*1:実際には日本政府が進めているんですけどね。米軍は無くてもいいって言ってるんですが