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今を生きる

Black Lives Matter運動はどこまで続くのか

 アメリカの白人警官による黒人男性の圧殺を発端とした抗議運動が拡大するとともに過激さを増しています。

工作活動や便乗した略奪など様々な思惑の人々が入り乱れ収集がつかなくなっているように思えます。

 

www.newsweekjapan.jp

そして起きた黒人の死体が木に吊るされるというショッキングな事件。

これは奴隷時代にさかのぼる象徴的な行為でありアメリカでは明確なメッセージとして捉えられるでしょう。

白人至上主義者の犯行が一番疑われますが、もしかしたら恨みのあった人間による偽装工作かもしれません。ギャングの抗争とか。抗議の自殺は可能性は低そう。

下手に勘ぐるよりも捜査結果を待った方が良さそうです。

 

 

以下はツイッターで見つけた情報をまとめてみました。

※注意!!刺激の強い映像があります。

 

店への落書きをしている白人女性へ黒人女性が注意している映像。

黒人のせいにされることを危惧しています。

 

ウェンディーズが放火された時の映像。

白人女性が火をつけています。

撮影者(黒人?)は「私たちではない」と言っています。

ただその前にすでに店は燃えているのでこの女性一人でやったかは不明。

この辺りは白人対黒人の分断や、社会混乱の誘導といった思惑がありそうです。

 

この放火が起きたきっかけはアトランタでの警官による黒人射殺事件です。

職質を受けた黒人男性が警官を殴りテーザー銃を奪い逃走、追ってくる警官に対しテーザー銃を撃ったことから、警官が拳銃を発砲。

 アメリカでは「やりすぎ」という批判の声が上がるとともに「これだけのことやったんだから撃たれて当然」と警官を擁護する意見もあります。

それに対する反論として、もし白人が同じことをしたらどうなるかということで上げられた動画。

 

何らかの容疑者(白人)が激しく抵抗しているのに警官は発砲しません。

しまいには警官を追って攻撃。パトカーにまで乗り込みますが警官はなす術なし。

 

警官2人組が取り押さえようとした男に警棒を奪われ殴られます。

そしてパトカーまで奪われるという。。。

 

さらにそれに対する反証動画。

飲酒運転で捕まりそうになった黒人が激しく抵抗し銃を奪おうとします。

警官はテーザー銃で反撃し取り押さえようとしますが、黒人男性はさらに抵抗し自分の車にあった銃を警官に向け発砲し逃走。

その時々で警官の行動にも差があるということなのでしょう。

 

警官が散々な目に遭っているということは変わりませんが。

セントルイスで警官4人が銃撃されたという映像。

もはや戦場の様相。。

もっと貼ろうと思ったけどあまりに残酷な動画多すぎてやめました。

 

アメリカ国内でも意見が割れ分断が進んでいます。

そしてこの活動によってコロナウイルス感染がさらに拡大すると人々は疲弊してしまうでしょう。

僕が心配するのはこの抗議活動が終わった時に発覚していくであろう被害の数々です。

特に女性の性被害は非常に多くなっていくと思われます。(すでに起きている)

日本でもこの活動は有意義である。この怒りは正しい。という識者が多いのですが本当にその代償に見合った結果が得られるのでしょうか。

被害に遭った人たちに対して「それとこれとは別」と面と向かって言い切ることはできるのでしょうか。

僕は分断を謀る勢力に利用されている以上この活動には大きな穴があるのではないかと思います。

終わりどころを見つけなければ徐々に脱落していく人が増え、その疲労感、徒労感の中で保守的な思想に移り変わる可能性もあります。

また憎しみだけを育ててしまい対立構造が変わらなかった時、一体あの運動はなんだったんだろうということになる危険性もはらんでいると思います。

 

 

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