シャチハタのCMが有名な映像の賞を取ったそうです。
僕も観てみましたが・・・。
これどこがいい話なの?
ハンコ文化もそろそろ終わって欲しいと思っているので初めから共感しにくいというのもあるのですが、キャラクターに全く魅力を感じません。
主人公のしがないサラリーマンが徹夜をして作った資料がボツになってしまいますが、その頑張りを見ていた同僚の女性によく頑張っていたと労をねぎらわれます。
採用されないと意味ないだろ!
それだけ時間をかけても不合格では結局無駄でしかありません。
仕事なんだから。
無駄な残業が嫌いな僕からすると残業してまで成果も出せないのは許せない。
しかもそれで25年間成長なく続けてきたなんて大丈夫なの?
そんな彼の娘が熱を出してしまいあわてて病院に連れて行こうとしますが、焦りすぎて歯医者に行こうとします。
殺す気か!
後で何もなければ笑い話ですが、とにかく使えない。
そんな場面でも「必死になれる人は良い」と奥さんは言ってくれました。
必死というかすぐにキャパ超えて慌ててるだけです。
結果よりも頑張ること自体が認められるのは日本の生産性の低さにつながっていると思います。
僕の会社でも頑張って残業している人はいますが、僕から言わせてもらえばこれまでのやり方に固執しているだけで新しい方法にチャレンジしようという姿勢がないだけです。
結果を出すために試行錯誤することが仕事において「頑張る」ということなんだと思うのですが。
まあ一番結果を出したのはこのCMを作った人なんですけどね。
アイディアはいいと思います。