中国が一人っ子政策を撤廃するそうです。
これは本当によい事だと思います。
僕は以前中国人の友人と話をした時に、家族について聞かれました。
そして僕も全く自然な流れで「兄弟いる?」と聞き返してしまいました。
すると友人は「いないよ。中国は子供は一人しか産めないから」と複雑な表情で答えたのです。
僕はその時やっと実感として一人っ子政策の存在を感じ、そしてその非人道的な政策に憤りを覚えました。
中国共産党は人口増加により国が不安定になってしまう事を危惧し、人が家族を持つという自然な事を規制しました。
しかしそれはさらなる不均衡さを招き、人格形成に悪影響を及ぼし、将来において年齢層の人口差の大きな開きが予想されてしまう事となりました。
しかし撤廃のタイミングは遅過ぎはしなかったと思います。
これから中国はもっと発展するでしょう。
家族が増える事で人間の自然なバランスを取り戻し、もっと自由で開かれた国になるはずです。
人こそ国なんだから。
「中国人が増えすぎてしまうと世界は大変な事になる」と思う人もいるかもしれませんが、人口が減り続け消滅を待つだけの国が心配する事ではないのです。
日本は一人っ子政策をするまでもなく減っています。
それはこの社会がアンバランスで歪んだ世界だという事を表しているのではないでしょうか。