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今を生きる

「日本はやばい」の素晴らしさ

ここ最近のニュースは日本の人権意識の低さについて失望させられるようなことばかりでした。

杉田水脈議員をはじめとしたLGBT差別発言。

同じ党の議員は共感・擁護すらしていたそうです。

医大の入試における女性の不当な減点もありました。

これは明らかな男女差別です。

そして企業や公務員、オリンピックに至るまでの労働力搾取。

そういったニュースが報じられる度に「日本はやばい」「日本終わった」といった悲観的な声を聞きます。

 

では日本は本当にやばいのでしょうか?

僕はこれらは日本が進歩している証拠であると考えています。

と言うのもこれらの事案が10年前、30年前、50年前に起きたと想像してみてください。

それぞれの時代ではどう扱われていたと考えられるでしょうか?

僕は過去に同じことがあっても問題視はされていなかったと思います。

いいえ、実際には起きていたけどそれが当たり前だったのです。

しかし時代が移り変わり人々の意識も進歩することによって、旧時代の人権意識について疑問を持てるようになったからこそ問題として浮かび上がることになったのです。

「日本はやばい」と感じること、言えることは昔とは違って人々の考え方、行動に自由さが増しているということなのです。

だからあまり悲観的になったり怒るよりも、これからどうしていけばいいのかを考えるきっかけができたと前向きに捉えた方がいいと思います。

そもそも問題を認識できなければ何も解決できないのですから。

病気の原因がわからないのに治療ってできませんよね。

 

このブログを読んでくださった方の中には僕が日本嫌いだったり悲観論者だと思っている方も多いかもしれません。(そもそも読まれてないけど)

でも僕は日本が好きです。

これは冗談でも皮肉でもなく。

だからこそ社会問題を取り上げ批判し、その対応策を自分なりに考えるというのがこのブログの趣旨です。

文句を言って日本最悪だなという結論では終わらせていません。

まあ影響力などあるわけもないので自己研鑽みたいなものです。

この日本が好きで良くなって欲しい、みんな幸せになって欲しいというのが僕の願いです。

そしてすでに書いた通り日本は少しずつだけど進歩しているし、これからもっと良くなるんだという希望も持っています。

 

 

ところで「中世ジャップランド」とか揶揄したり、外国にまで行って日本叩きをしている人は哀れだなと思います。

嫌いなものからは距離を置いてあとは関わりを持たないで、楽しい生活を送る方が心身ともに健康に過ごせるでしょう。