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今を生きる

自信大国ニッポン

日本礼賛本:嫌韓・嫌中しのぐ勢い? ブームの理由を探る - るいネット
(新聞社のリンク期限切れのためブログ引用)

最近こういった「日本の◯◯がすごい」「世界から尊敬されているニッポン」といったキーワードが使われた本、テレビ番組がほんとに増えましたね。

僕にはその発想が理解できないのですが、海外(主に欧米)の人達から評価されている事が自信へとつながる人達が多いという印象です。
それってつまり自分では日本の事を理解していないし評価もしていないってことですよね。
それが本当の自信と言えますか?

確かにすごい事をして評価されている日本人はいます。
でも自分がやった事ではないし無関係でしょう。
他人の業績を自分の誇りにするなんておかしいと思えないのかな?
まあ思えないからこんなに増えているのでしょうが。

自分に都合のいい情報だけを疑う事無く受け入れてしまうこの風潮は、沈みゆくタイタニックで演奏を続けた音楽隊のエピソードを思い出します。
甘美な響きに耳を奪われ、大事な事を見ないでいると気づいた頃には大変な事になってしまいますよ。

ま、不沈空母だから大丈夫ですね(白目)