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今を生きる

トランプ大統領に見る差別主義者の意識

www.bbc.com

 

アメリカのトランプ大統領がハイチなどの国を"Shithole"と罵ったと言われていることが大問題になっています。

本人はその言葉は使っていないと言っていますが実際のところはどうなのでしょうか。

どちらにせよ誰かが嘘をついているという状況になるわけですが関係者は全て政府の中心に近い人たちなので、アメリカの政権もなかなか混沌としているように思えます。

 

ところでトランプ大統領は自分のことを差別主義者ではないと主張していますが、彼はきっと本気でそう信じているはずです。

というのも差別主義者は自分が差別していると考えてはいないからです。

差別している人は「差別ではなく区別」「遺伝的に差がある」と言って自分を正当化する人が殆どです。

こうなってくると大体話は噛み合いません。

彼らにとっては理路整然とした揺るぎない事実で、平等で正義だからです。

自分がしているのは差別ではない。

そもそもあいつらは同じ人間ではない。

そうやって自分を正当化してしまうのが差別主義者の思考パターンなのです。

いえ、その思考を自分で認識していないので「主義者ではない」とは言えるかもしれません。

日本でもネット上では多く見受けられます。