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今を生きる

コンビニのエロ本が無くなることへの雑感

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最近コンビニからエロ本をなくそうという機運が高まっています。

2020年東京オリンピックで外国人がたくさん来るから置くのやめようって意見も追い風になってますね。

個人的にはコンビニでそのコーナーを通るのがなんか意識してしまって居づらい感じはあるので無くなっても困りません。(あと電車の中吊り広告も下品だなって思ってしまいます)

青少年への影響や海外の人に対するイメージ問題もごもっともだと思います。

ただそれを読んでいた人たちはどうなるのかなという風にも思いました。

今のご時世なんでわざわざ雑誌を買うのか。

もしかしたら中高年のネットに疎い人たちなのでは?とふと思いました。

そして実際そうらしいです。

ということはその人たちは完全に切り捨てられてしまうことになります。

専門的な本屋に置けばいいのでしょうが、そんなものどこにでもあるわけではありません。

地方だったらかなり厳しいのではないでしょうか。

この問題を完全に平和裡に解決したいのならば無くなって困る人たちへのケアもセットでするといいのかなと思います。

 

日本って性に対して大らかだって言われていますよね。

海外のことはわかりませんが、向こうはゾーニングがしっかりしていて日本は曖昧というイメージです。

でもそれが日本が平和であることの要因でもあるのではないかなと考えたことがあります。

僕が上京してすぐの頃に高円寺という街に行ったのですが、そこの路地に風俗店があったのです。

細い道ですけど隣や向かいには普通の飲食店があって、そこを家族連れや学生も通ります。

僕は田舎の出身で地元には風俗店がなく、そういうお店に行ったこともないので、その光景を見て(いやいや、これはマズイだろ・・・・)と衝撃を受けました。

じゃあそんなお店ばかりを集めた地域を作った方がいいのか。

しかしそうしてしまうとそこはかなりいかがわしく危ない雰囲気になってしまうような気がしました。

そんな街だった歌舞伎町は怖いイメージありますよね。(最近は改善されつつあります)

「普通の街」の中にあることで風俗店を利用しない人たちの目によって監視されているという役割があるから、危ないことができない・治安が保たれるという構造があるのではないか?と考えるようになりました。

 

とはいえコンビニのエロ本問題も街の中の風俗店も子供の目に触れることがいいとは思えないですし、世間の雰囲気を見ていても変わっていくのでしょう。

だけど「ただ無くせばいい」は違うんじゃないかなと僕は思います。